乳がんで闘病中の小林麻央さん。
アメブロで始めたブログは読者数が75万人を超え、とても大きな影響力を持っていますよね。
そのブログの中でちょくちょく「人参ジュース」のことが出てきています。
がんの食事療法について調べたことがある人は聞いたことがあると思いますが、この人参ジュースが抗癌ジュースとして効果があると言われているんです。
その効果や作り方についてご紹介したいと思います。
ゲルソン療法とは
人参ジュースについて調べていると必ず目にするのが「ゲルソン療法」。
ゲルソン療法とはドイツの医学博士ゲルソンが生み出した食事療法で、ガンの原因になるような食品を排除し自然の食物がもつ栄養素をバランスよく摂取し、人間が本来持っている身体の機能を高めて病気を排除しようというものです。
日本ではまだあまり知られていませんが、欧米ではポピュラーな食事療法で何万人もの人がガンを治していると言われています。
ゲルソン療法はとても厳しいもので、
- 塩分の排除
- 亜麻仁油以外の油脂と肉類、魚介類、乳製品、卵などの動物性タンパク質を抜く
- オーガニック小麦(全粒粉)を使用したパン
- じゃがいもとその他の野菜を水なしで煮込んだスープを飲む
- 人参ジュースを1日1.2~3ℓ飲む
- 野菜あできる限り新鮮なものを生のまま食べる
- アルコール、カフェイン、精製された砂糖、添加物の禁止
などです。
「ん、何を食べるの?!?!」と驚愕するような内容ですよね。
また、これらを制限を緩和し、日本式に改良した「星野式ゲルソン療法」というものもあります。
このゲルソン療法の要となるのが人参ジュースです。
人参にはベータカロチンやアルファカロチンという栄養素が豊富に含まれていて、このカロチンは腫瘍の成長を防止する効果があるんだそうです。
その他にもバランス良く栄養素が含まれているので、身体の免疫力を高めてくれるのもガン治療にとって有効なんでしょうね。
人参ジュースの作り方
人参ジュースは低速(スロー)ジューサーで作ります。
低速ジューサーで作ったジュースは「コールドプレスジュース」といわれ、健康や美容にいいとブームにもなっています。
低速ジューサーはミキサーや従来のジューサーとは違い、石臼式に食材を絞るので、刃の回転数が少なく、摩擦熱が起こりづらいので、熱に弱い酵素やビタミンなどがまるごと摂取できるんです。
基本的な人参ジュースのレシピはこちら。
<コップ1杯分>
・にんじん 1本
・りんご 1/2個
・レモン 1/4個
私がこのレシピで作った人参ジュースがこちら。
色鮮やかで、にんじんとリンゴの甘さがとっても美味しい!
私は気分によってレモンを増やしたり、生姜を加えたりしています。
人参にはアスコルキナーゼという酵素が含まれており、その酵素がビタミンCを壊してしまう作用があるんです。
レモンを加えると、その酵素を働かないようにしてくれて、ビタミンCを摂取することができるので、人参ジュースを作る場合にはレモンが必須。レモンがない場合にはお酢でもいいようです。
ですので他の野菜を加える場合にも、人参を絞って、レモンを加えてから他の野菜を絞るといいですよ。
農薬には発がん物質やそのほかにも身体に悪影響を及ぼす物質が含まれている場合があるので、使用する食物は無農薬のものがオススメです。
【ピカイチ野菜くん】では、無農薬のにんじんやレモンが購入できますよ。
無農薬の野菜が手に入らない場合は、食材を塩で洗うなどして充分に農薬を洗い流してからジュースにしてくださいね。
低速ジューサーのおすすめ
最近では街にジューススタンドも増え、人参ジュースを販売しているお店も多いです。
しかし、1杯1000円前後もしてかなり高額なんですよね。
しかもジュースは新鮮さが大事なので店舗に足を運ぶ手間もあります。
そこで、低速ジューサーを購入して自宅で人参ジュースを作るのがおすすめ。
低速ジューサーは高額なのですが、1度購入すると10年以上も使えるので、充分に元は取れます。
搾汁率が高くてコスパがいい最もおすすめの機種がこちら。
スロージューサーは私も持っていて、よく好きな野菜や冷蔵庫で余っている野菜を入れてジュースを作っていますよ。
たまに朝食や間食としてコップ1杯分飲む程度ですが、それでも便秘が改善したり、肌の調子が良くなったりといいこと尽くしです。
まとめ
小林麻央さんもよくブログで紹介している人参ジュース。
コールドプレスジュースで作るとさらっとしたジュースになるので飲みやすくてとっても美味しいんです!
ゲルソン療法は1日に何リットルもジュースを飲むという極端な食事療法なのですが、たまに飲むだけでも十分にがんの予防や健康維持、美容に効果があると思いますよ。