最近はオーガニック食品が増えているなど、食の安全への興味・感心が高まっていますが、日本は農薬大国。農薬の使用量はアメリカの7倍とも言われています!
農薬の摂取はめまいやだるさ、皮膚のかぶれなどの身体の変化、DNAの異変、子供の脳の発達に悪影響を及ぼすなど、様々なリスクが考えられます。
特に、ジューサーで作る野菜ジュースは大量の野菜を摂取できるので、農薬が残らないようにしたいですよね。
そこで、ここでは残留農薬をしっかりと落とせるよう、野菜別の洗い方を紹介します。
全ての野菜・果物に共通した洗い方
- 水で洗うだけで落ちる農薬がほとんど!しっかりと流水で洗うことが大事です。
- 水洗いに加えて、塩で洗うことでより農薬が落ちやすくなります。数時間~半日ほど塩水につけておくと、ほとんどの農薬が落ちます。
ほうれん草・小松菜
茎が長すぎるものは化学肥料を多く使っています。お店で選ぶ際には茎が短いものを選びましょう。ボウルに水を流しながら5分ほどつけておいて、その後振り洗いをしましょう。
キャベツ・白菜
キャベツや白菜などは外側の1~2枚に多く農薬が残っているので、外側の1~2枚は捨てたほうが安心。その後、可能であれば1枚ずつ、30秒ほど水洗いをしましょう。
にんじん
表皮の下の農薬を除くため、皮は剥きましょう。
トマト
害虫に弱いので農薬がよく使われています。流水で30秒ほどこすり洗いをしましょう
きゅうり
流水でよく洗った後、塩を振りかけて板ずりをします。塩できゅうりに傷ができて、殺菌剤が流出してきます。水で塩を洗い落とせばOKです。
レモン
輸入レモンは防カビ剤が使われていて、これには発がん性があるとも言われています。レモンはなるべく国産のものを選びましょう。
輸入のレモンを使う場合はたっぷりの塩で表面をこするか、酢1:水2の酢水に漬けた後にしっかりと水洗いをしましょう。
りんご
害虫が付きやすいため様々な農薬が使われています。レモンと同様塩でこすり洗いをするか、塩水に浸けておきましょう。その後流水でしっかり洗いましょう。
まとめ
野菜や果物は正しい洗い方をしたら、ほとんどの残留農薬を落とすことができます。
ぜひジュース作りや普段の生活の参考にしてみてください。